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歳をとる・・・という事〜ご隠居とキャンピングカー〜

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ブログ名
歳をとる・・・という事〜ご隠居とキャンピングカー〜
ブログ紹介
2月のキャンピングカー受け取りまで1ヶ月を切った。私はもちろんだが、米寿のが、指折り…その日を、待っている。最初のドライブは、『国道9号の旅』
山口市小郡が起点だとばかり思っていたが、スタートは、下関市だったのを最近知った。京都まで、ゆったり旅をしようと…計画を練っている。キャンピングカーのお陰で、の生きがいが出来、健康管理にも、ちゃんと気を配るようになった。
「親孝行」などとは言わない。最近はむしろ、こちらの方が「ベストパートナー」を得て、楽しませてもらっている。
早く来ないかなぁ…キャンピングカー!!
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意見広告…?

2011/11/23 17:25
朝日新聞
コラムニスト 天野祐吉さんの
『CM天気図』

黒い画面に白い文字の
文章があらわれ
それを読む大滝秀治さんの
ナレーションが流れる…

「原発、いつ、やめるのか
  それともいつ、再開するのか。

 それを決めるのは
   電力会社でも役所でも政治家でもなくて
     私たち国民一人一人。

 通販生活秋冬号の巻頭特集は
   『原発国民投票』…」


見た人は…いますか?

いないはず…。

カタログハウスが創ったCM
テレビ局から放送を断られた

今、日本のテレビ
『意見広告』を取り扱わない。

しかし、このCMは…意見広告だろうか?

国の将来を決める選択をするのは…
電力会社でも役所でも政治家でもないのは
当然だし、国民が決めるべきなのも当たり前だ。

こんな大きなことを
たかが一雑誌がCMで言ってはいけない

それとも
たかがテレビ
こんな責任の重そうなCMを流してはいけない

そのCMが…見たい
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叫び始める…輩

2011/11/21 10:46
行政刷新会議
『提言型事業仕分け』がスタート
冒頭のテーマに
『原子力マネー』が取り上げられた。

最初の焦点は
核燃料サイクル事業の目玉
高速増殖炉『もんじゅ』について。

仕分け人 民主党玉木衆議院議員は

「これまで、1兆円をつぎ込んで
  あと40年完成しないのに
   金をつぎ込む。続けていいのか?」


と、疑問を投げかけた。

財務省からは、強く予算圧縮を迫られ
『もんじゅ』の研究母体でもある
『日本原子力研究開発機構』
特定企業への不透明な発注が指摘され
蓮舫行政刷新大臣は

「信じられないくらいの国民の
  税金や電気料金が遣われている。」


と、改善を求めた。

午後からは
枝野経産大臣
細野環境大臣らも参加。

細野大臣は

「エネルギー特別会計は
  抜本的に見直す時期にきている。」


と、表明。枝野大臣も

「原子力に遣ってきた額を
  省エネや新エネに投資すれば
    エネルギーは成り立つ。」


と語った。

原発立地地域へのばら撒きの財源となる
悪名高い『エネルギー特会』
見直しが、ようやく俎上にのるのだろうか…。

枝野大臣が言うように
日本のこれまでのエネルギー政策
開発予算の9割以上を原子力関連費用が占め
雀の涙ほどの金額を、風力や太陽光で
分け合う構図がずーっと続いてきた。

ヨーロッパ諸国
30年以上前から『再生可能エネルギー』
開発・研究にエネルギー予算の半分以上を割き
将来を見据えた政策を
実行してきたのとは対照的に
日本では『自民党政権』の意図的な
再生可能エネルギー無視の政策
決定的な普及の遅れが造られていたのだ。

これまでの『事業仕分け』
派手なパフォーマンスの割には
具体的成果を上げられずに来たように
今回の政策仕分けも実効性は薄いが
とりあえず正常な方向性が出たことは
評価したい。

問題は…これからだ。

来年早々に行われるであろう
エネルギー政策の見直し論議こそが
この国の将来を左右する分岐点になる。

原発事故から
時間が経てば経つほど
『脱原発』のムードは薄れてゆく。

国民には全く見えないところで
『原発利権』に群がる輩の
巻き返しが着々と行われているのだ。

見ているがいい…間もなく
『原発推進派』から尻を叩かれた
人気政治評論家たちがテレビで

『原発は…必要だ…っ!』

って叫び始めるから…。
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昨日今日のことじゃない…

2011/11/18 11:08
国会で、枝野経済産業大臣
九州電力経営陣に対し

「現状では、原発の再稼働は認められない。」

と、言明…九電への不信感を
国会の場で、初めてハッキリと表明した。

社民党 福島党首

「傲岸不遜な九電の態度を見ていると
  地域独占が問題だと思う。」


という指摘にも

「九電に対する評価は全く同感だ。」

と、応じた。

しかし、裏を返せば
枝野氏は、再稼働を進める立場…
真部社長・松尾会長さえ辞任してくれれば
ガラリと態度を変えて再稼働を求める立場だ。

実際、『やらせ』に関して言えば
その手口の強引さや癒着の強さなら
九州電力古川佐賀県知事より
北海道電力高橋はるみ知事のほうが
数倍…悪質で、手口は巧妙なのだ。

朝日新聞がシリーズで書いている
『原発とメディア』によると
日本で原子力開発がスタートしたばかりの
1958年、昭和33年に行われた
NHK主催の
原子炉の安全性をめぐる公開討論会で
英国製原子炉の受け入れ先である
原電の技術担当幹部が筋書きを書き
訓練された東京電力の社員が
一般市民を装って会場に配置されていた。

原発をめぐる『やらせ』
昨日今日…始まったものではないのだ

そして確たる証拠はないが
周辺に居た…役人・政治家・記者たちは
それくらいはやっている…ことを知っていたのだ。

原発事故以来
福島県から出ていった企業
主なものだけで…30社を数える。

福島第1原発から50キロも離れた
いわき市の金属部品会社
取引先から
『原発から80キロ以上離れていないと…』
3億円の仕事を断られた。

80キロ…そうアメリカ政府
在留アメリカ人に呼びかけた避難距離だ。

こんなNewsを、ちゃんと報じているのは
朝日新聞東京新聞だけではないだろうか。

意図的なのか…
多くのマスコミが…事故収束→再稼働
シナリオに沿って動いているように見える。

もう1回…原発事故が起こったら
日本は…壊滅してしまうというのに…。
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正しく怖がろう…

2011/11/17 11:30
北海道電力 泊原発3号機
プルサーマル計画への意見募集
北海道庁北海道電力
『やらせ』を指示した文書を
朝日新聞が入手、報じている。

この問題に関しては
北海道電力が設置した
第三者委員会ですら、10月中旬

『北海道側が、反対意見を打ち消す
  意見の募集を北海道電力側に
    求める発言をしたことは否定できない』


と、認定している。

まぁ、北海道電力まる抱えの
高橋はるみ知事の下
北海道庁が、この程度のことを
やっているのは常識だろう。

10月30日、都内で開かれた
シンポジウム『放射線と向き合う〜低レベルの影響』
の模様を朝日新聞が報告している。

基調講演をした
『いわきの子供を守るネットワーク』代表
団野和美さんは、こう訴えた。

「原発事故が起こったとき
  それがどれほど重要なことか
    知る由もなかった。
      自分なりに調べ
       『もしかして危険なのでは…』と感じた時には
        ガソリンも底をつき
          避難すら出来なかった。

 子供たちの寝顔を見ていると
   あの時逃げておけば良かったかも知れない…
     という思いと、無知だった自分への
       反省の念が消えない。」


団野さんは、市民団体を起ち上げ
いわき市内の空間線量を測ったり
講演や通学路の除染活動
お母さんたちのメンタルケアを行なってきた。

団野さんは…言う。

「多くの保護者は、先生に睨まれたくない
  子供を孤立させたくないと、声をあげない。
    経済的理由などで自主避難できず
      親として失格ではないかと
        自分を責めている人も多くいる。」


テレビ番組や推進系の学者たちが言う…

『正しく知って…正しく怖がろう』

という言葉。   

団野さんの言葉に…私も共感する。

「忘れた頃に、都合の悪いことを
  後で伝えられても、正しく怖がることはできない。

 正しい情報を共有し、みんなの不安が
  少しづつでも和らいでいくようにしたい。

 不安な思いを抱えて苦しんでいる人は
   一人で背負いすぎないでほしい。」


国も…自治体も…学者も…マスコミも…

いつになったら本当の『安心』に寄り添うのだろう?
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まだ…言ってる…

2011/11/15 12:26
アメリカ宇宙研究大学連合(USRA)が
大気中の放射能汚染物質の拡散を調べ
政府が発表した拡散範囲とは違って
原発由来の放射性物質
関東周辺だけでなく岐阜県や中国・四国地方の山間部
放射性物質沈着している可能性を示した。

セシウム137の分布図では
北海道の広い範囲にまで汚染が見られる。

研究チームも

「福島周辺の一部地域を除き
  ただちに人体に影響がある量ではなく
   除染が必要なレベルでもない。」


としているが…
この分布図の根拠のデータ
3月20日から4月19日までの沈着量
放射能放出が最も多かった
3月19日までのデータでは…ない。

『無用な混乱を避けるため…』

まだ…こんなことを…続けている。

政府東京電力からの情報が
信用できないため
多くの国民が
アメリカドイツからの情報を
必死になって探していた事実を
忘れたのだろうか…
いや…それすら知らないのかも知れない。

USRAは、日本・アメリカ・ヨーロッパの
研究者が所属している機関だ。
日本人が入っているとは言え
外国の機関の言うことしか
信用できないことが…悲しい。

未来の危機…とも言えるこの時
国民がひとつになって
出直さなけばならない…この時
まだ…嘘をつくつもりか…?
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孤独な闘い

2011/11/13 15:20
東京電力の許可を得て
ようやくマスコミのカメラ
福島第一原発に入った。

東電吉田所長

「何度も…死ぬと思った。」

と、インタビューで答えている。

あの時…原発で何が起こっていたのか
吉田所長には、後日語って欲しい。

今朝の朝日新聞
原発建設予定地の
上関町立『祝島小学校』
前校長 山本英二さんの記事が出ている。

山本さんは
昨年春、山口市の大規模校の教頭から
祝島小学校の校長に異動してきた。

着任前は、当たり前のように
『原発は安全』と思っていた。

「関心も知識もなく
  反対運動にもアレルギーがあった。」


…そうだ。

祝島小学校の児童は…4人
しかし、学習発表会には
親はもちろん、親戚や島民100人
集まり、学校を盛り上げてくれる。

山本校長は、単身赴任で島に暮らすうち
30年にも及ぶ粘り強い反対運動には
『何か意味がある…』と思い始める。

そして…大震災原発事故が起こった。

書籍やインターネットで原発情報を集め

「実態を知れば知るほど腹がたった。」

原子力村と呼ばれる存在にも
安全性を強調してきた文部科学省にも
そして、実態を知らなかった自分にも…。

5月、山口市で行われた
県内小学校長の研修会
山本さんは、閉会間際たち上がり
県教委の審議監に質問した。

「原子力・エネルギー教育について
  今後のあり方など県教委の見解をお聞きしたい。」


発言は、教育界に波紋をひろげ
校長会の幹部に呼び出され叱責を受ける。

「さざ波も起きなかった。
  誤った国策に抗議するには辞めるしかない。」


と、2日後…辞表をだした。

山本前校長
県教委の審議監
『文部科学省は謝るべきだ』と手紙を送った。
上関町議会にも、質問状を出した。
返事は…なかった。

山本前校長辞表
3度目で、ようやく受理された。

山本先生は…言う。
教育者は中立であるべきだが
黙認はできないと思った。

「我々は、反省し子供たちに詫びるべきだ。」

今年春…放送局を退社し
私も…全く同じことを考えた。
このブログも…罪滅ぼしのひとつだ。

放送局に居て…

言えなかった…こと
言わなかった…こと
調べなかった…こと
興味を持たなかった…こと
疑わなかった…ことを
今更ながら…悔いている。

校長会の後…

「わしらも考えんといけん」

と、声を掛けてきたのは…1人だけだった。

大人たちは
それぞれの立場で…
ちゃんと謝り、再出発をしただろうか。

山本先生の孤独な問いかけに
応えてくれる教育人は…いるのだろうか?
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終わりの…始まり

2011/11/12 12:52
プロ野球 巨人の清武代表
読売新聞 主筆 渡辺恒雄を批判した。
画像
正力松太郎…以来の
読売帝国の終わりが始まった。

政治記者として
中曽根康弘と癒着し
提灯記事を書き
読売新聞という言論機関をエサに
数多くの政治家に擦り寄り
それを背景に
己の影響力を伸ばし・維持してきた
まさに寄生虫のような男
それが…渡辺恒雄の正体だ。

こんな男がドンで
全て…この男の鼻息を窺いながら
作られる新聞が
この国で…一番読まれている新聞…。

言論機関として
あまりにも遅い造反だったが
読売新聞にも…
まともな言論人が…いたことが嬉しい。

しかし、たった一人の反乱に
朝日新聞

『コップの中の嵐』

『記者会見というやり方がおかしい』

と、書いた。

リビアカダフィ大佐に対し
たった一人で闘いを挑む市民に対し
朝日新聞は…
手続きが間違ってる…と言うのだろうか?

この孤独な闘いに応えて
声をあげる記者たちは…いるのだろうか?

自民党最後の内閣から
官房機密費をもらっていた連中が
テレビで…ワァワァ…政治を語り
それが面白い…と喜ぶ…国民。

政治も…ダメ
企業も…ダメ
言論まで…ダメな国なのだろうか…日本は。
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目に見えるモノ…見えないモノ

2011/11/10 12:06
創業者の孫で、会長まで務めた人物が
子会社に26回にわたる無担保融資をさせ
106億円もの不正支出を阻止できなかった
『大王製紙』…

バブル期の投資に失敗し
その損失を隠し続けてきた
『オリンパス』…

企業が…迷走している。

ここ10年で、盛んにもてはやされた

『コーポレート・ガバナンス(企業統治)』

『社内コンプライアンス(法令遵守)』

イメージアップのため
各企業は先を争って実施し
如何に先進企業であるかを誇示した。

しかし、その実態が…これ…だった。

バブル景気に浮かれ
M&A・世界的な投資合戦に乗り遅れまいと
大企業経営者はリスクも考えず
『イケイケ経営』を繰り返した。

銀行は、大口貸付をするため
違法スレスレの会計手口を指南した。

多くの企業が決定を迅速化するため
取締役会の議決を簡素化したり
社長などの権限を強化していた。

社長の友人や取引先の経営者が
就任していた社外取締役は飾りの存在
不正や暴走をチェックする取締役会は形骸化し
最後の砦とも言える監査法人
企業の無理な資金繰りに目をつぶり
暴走を助長してしまった。

バブルが弾け
ほとんどの企業が損失を抱えた。
しかし、目の前の泡を掴むための
経営システムは停まらない。
損失を隠し、生き残りをはかるため
更なる企業買収や合併を目指していく…。

株主『おかしい…』と感じても
データは隠されており証拠を手に入れ
『株主代表訴訟』を起こせる可能性は
限りなく…ゼロに近い。

日本独特の家族経営主義
結束の堅い経営チームの力で
会社を発展させ、国の経済を押し上げてきた。
経営者は、創業の精神を守り
終身雇用で、社員の生活を守って
会社と共に向上していこうと働いた。

1970年代のオイルショック不況
日本の経営者たちは
創意工夫と積極経営で乗り切った。
ほとんどリストラをしなかったやり方
大量の失業者を出した
欧米の大企業とは大きな違いを見せたのだ

日本企業は…
目に見える繁栄と大きな金を手に入れたが
目に見えない大切なモノを失ったのではないか…?
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スリラー・イン・マニラ…

2011/11/09 10:17
ボクシング元世界ヘビー級チャンピオン
ジョー・フレージャーが亡くなった。
67歳、肝臓がんだった。

上体を絶え間なく揺らしながら前進し
驚異のスタミナで
殺人パンチ左フックを放ち続ける…
そのボクシングスタイルが
蒸気機関車のようだとして

『スモーキン・ジョー』

と呼ばれた伝説のボクサーだった。

スモーキン・ジョーモハメド・アリ
初めて対戦したのは、1971年…
低い姿勢から
空気を切り裂く音を発しながら
左フックが、アリの顔面に炸裂した。

15R判定勝ち

その強さに…世界が震えた。

最強…と思われたスモーキン・ジョー
『怪物』ジョージ・フォアマン
2RK.Oであっけなく敗れたのは…2年後。
手も足も出ない完敗…だった。
フォアマンのボディブローに
フレージャーの身体が
一瞬…浮き上がったのを憶えている。

その2年後…
スモーキン・ジョーは、雌雄を決すべく
モハメド・アリと3回目の試合を闘う。
画像
前進を続け
『ブンブン』と左フックを繰り出す…フレージャー
軽快なステップで後退しながら
鋭いカウンターパンチを打ち込む…アリ
試合が進むにつれ
2人の顔はパンチの衝撃で変形し
特にフレージャー
もう目も見えない状態だったが前進を続けた。

生命の危険がある…
と判断したトレーナーがタオルを投げ
14R TKOでアリが勝ち…
『スリラー・イン・マニラ』と呼ばれた死闘が終わった。

モハメド・アリ

「想像しうる限り…
  一番 死に近い試合だった。」


と、回想する。

そのモハメド・アリが…
最強の男 ジョージ・フォアマン
ザイール・キンシャサのマットに沈めた
『キンシャサの戦慄』までが
ボクシングの最高の時代であり
どのスポーツを含めても
今も…それを超えるライバル関係はない。

派手な言動と華麗なファイト…
その生き方で時代を動かした…アリ

対照的に、地味で不器用なファイトで
左フックを振り続けた…フレージャー

そして、映画ではない…
本物の『ターミネーター』だった…フォアマン

アリの顎を砕いたケン・ノートンも含め
この時代のヘビー級ほど
ワクワクさせたスポーツを知らない。

同じ時代に生きて
目撃することの出来た幸せに感謝しつつ

スモーキン・ジョーの冥福を…祈る…




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往くも地獄…残るも地獄…

2011/11/08 10:51
TPP(環太平洋経済連携協定)を巡って
国論が2分されている…と言う。

正直なところ
良いのか悪いのか分からない…
というのが大多数の国民の感想だろう。
私自身も…そうだ。

TPPとは…?
平たく言えば
太平洋を取り巻く国の間での貿易を
保護貿易のような
不公平で不自然な壁を取っ払って
自由に公平に貿易や交流をやりましょう…
という…至極もっともな建前なのだが…

そう簡単な問題ではなさそうだ。

特に問題とされてきたのが『農業』
大規模に生産され価格も安い
アメリカの農業製品が入ってくれば
コメを始め日本の農業製品
取り返しの付かない打撃を受ける…と言う。

しかし、日本の農業が抱える問題は
選挙時の集票マシンとしてのJA(農協)
配慮してきた自民党政権
安直な甘やかし政策を続けてきたことで
構造改革は一歩も進まず
中小・零細農家で後継者すら居ない…
いびつな構造を全く変えて来なかったことにある。

結果…日本の農業競争力を失い
安い外国産が入れば
間違いなく壊滅状態になるだろう。

しかし、問題はむしろ農業分野以外
あるのかも知れない。

例えば…医療の問題。

現在の日本は、国民皆保険
全国どこに住んでいても
ほぼ同等の医療を、安い保険料で受けられる…
という建前の国である。

まぁ、実際は産婦人科医の不足と偏在で
出産の際、他の都市に行かなければ
子供を産めない…という状況になりつつあるが…。

ここにアメリカの医療体制や薬の基準が入ると
自由診療の拡大によって
お金持ちだけが『特効薬』を使えて
安い保険診療では、効果の少ない古い薬しか
使えなくなり、医療体制自体が崩壊すると…言う。

『食の安全』も脅かされるだろう。

例えば、牛肉に関して
日本は、BSE(狂牛病)問題以降
アメリカ産牛肉の輸入を
牛の全頭検査などで厳しく制限してきた。

度重なるアメリカ側からの規制緩和要求に
抗しきれず、徐々に規制を緩和しているが
依然としてアメリカ側にとって
厳しい状況は続いている。

今回のTPPでは
利害が微妙な問題については触れず
まずは…基本姿勢を確認しましょう…
というソフトなスタートとなりそうだが
いづれ近いうちアメリカが
この牛肉問題を持ちだしてくるのは
目に見えているし…断りきれなくなるだろう。

ことほど左様に
自由な貿易というのは…
誰にとって…自由…なのかという問題になる。

…?…当然…アメリカ…にとってだ。

日本独自の考え方や基準は…もう認められない

食品…薬…車…建設…流通…小売…電気…水…

日本的な談合は無くなるだろうが
アメリカ的な政治と産業の癒着が進み
アメリカ型の『合法的な汚職』は増えるだろう。

TPP賛成派は…
世界的な流れである『貿易自由化』
すでに日本は乗り遅れている。
今、飛び乗らないと…発言すら出来ず
今後の経済体制づくりを
日本抜きで…進められてしまうぞ…と言う。

そして交渉に参加して
承服できなければ拒否すれば良いとも言う。

そして問題を複雑にしているのは
賛成派にも…反対派にも…
口ではキレイ事を言いながら国民のためではなく
実は自分たちの既得権益や利害を守りたい…という
団体個人が紛れ込んでいるという事なのだ。

往くも地獄…残るも地獄…

さて…どこへ往く???



農産物貿易自由化で発展途上国はどうなるか?地獄へ向かう競争?
明石書店
吾郷 健二

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橋下 徹は…どちら側…?

2011/11/07 11:07
橋下 徹
画像
その経歴を調べれば調べるほど
面白く、魅力的な人物だと感じる。

同和地区で育ったが
差別も利権も見てきたとして
一部地区住民の特権を見直すと発言…。

ニートに対してTV番組で

「捕まえて労役を課す」

と発言、徹底した自己責任を主張するが
社会的弱者としての障害者雇用に関しては
どの首長よりも積極的に推進した。

府知事就任の職員あいさつでは

「皆さんは、破産会社の社員です。」

と、あいさつし
大阪市長選挙出馬のため辞した
府知事退任の職員あいさつでは

「皆さんは、優良会社の社員です。」

と、あいさつし笑顔で府庁を去った。

彼が仮に友人のひとりであれば

「アホちゃうか…あいつ…」

で済んでしまうくらいの人物だが
権力者となり、政治を動かす存在となれば
見過ごすことは…できない。

橋下が、ほぼ同じ手法をとる
小泉純一郎も同様だったが
権力の中枢におり、数え切れないほどの
ブレーンに囲まれていながら
庶民に対しては

『敵権力をブッ壊す』

と叫んで…
あたかも庶民の側に居るように振る舞う。

聞く人の理性知性に語りかけ
時間をかけて説得するのではなく…
感性…つまり『本音』…の部分を刺激する
単純で過激な言葉で煽るやり方は
日々の暮らしの中で鬱積した庶民の不満を掻きまわし
その負のエネルギーを利用する…
徹底的に、庶民を馬鹿にした
庶民からは何も学ばず、ただ利用する存在と
考えている政治の手法だ。

「お前たち庶民は馬鹿なんだから
  黙って俺を支持してついて来い。
    そうすれば、いい世の中にしてやるから…」


という独裁者の言い分なのだ。

無残な姿を世界に晒した『カダフィ大佐』
貧しく不満の鬱積したリビア
かつて同じように
国民の負のエネルギー
宗教的・政治的エネルギーにすり替えて
『反米・反権力』を叫んで権力の座を手に入れた。

社会が行き詰まり
誰にもぶつけようのない不平・不満が
社会に充満すると
庶民の側に居るように見える人物が現れ
人々はそのリーダーに救いを求める。

社会や国家が大きく変わる時
庶民のエネルギー
『革命』というかたちで爆発する。
そうやって世界は変わってきたし
歴史も大きく動いてきた。

しかし本当に大切なのは
『革命』から『政治』に変わる瞬間だ。

庶民を率いた『革命家』
新しい社会体制を築くとき
『政治家』に…変わる。

庶民のさまざまな嘆きや不満…
つまり本音を肌で感じていた『革命家』
来るべき社会のかたち…
つまり建前を設計する『政治家』
変身するときこそが…一番重要なのだ。

国が本当に良くなる条件
それは、前向きなエネルギーを持つ国民
国民から常に学ぶ姿勢を持つ政治家ではないか
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勘違いの人…

2011/11/06 10:04
西岡武夫参議院議長が亡くなった。
75歳で、現職議長の死去は異例のことだ。

長崎県出身、1963年衆院総選挙で初当選
無所属から自民党に入り
1976年、ロッキード事件の対応で
河野洋平氏らと『新自由クラブ』を結成
4年後、河野氏らと対立し
自民党に復党…
1993年、小沢一郎氏と行動を共にして
自民党を離党
新進党・自由党・民主党に参加した。

2010年、参議院議長に…。

菅 直人前首相の退陣要求を繰り返した。

新聞各紙はこぞって

『直言の人』

『信念の政治家』

と、持ち上げるが…そうだろうか?
画像
この人こそ…
勘違いし続けた政治家の典型ではないか。

庶民宰相『原 敬』を尊敬し
その精神を手本としていたと言うが
諫早水門の開門については
既得権側に立って漁民の声は無視した。

東日本大震災後、
復興政策や原発事故対応などで
菅総理を批判、退陣要求を繰り返したが
結局それも
菅総理が、諫早水門の開門を
認めたことに対する恨みから始まっていた

ご本人は、信念を貫くつもりでも
事実だけを連ねると
権力中枢に入りたいのに入れない…
その不満をエネルギーにして
政界を渡り歩いたとしか思えない経歴だ。

ロッキード事件で自民党田中派
金権政治を批判して離党しながら
最後は、ミニ田中角栄とも言える
小沢一郎に担がれ
代表選挙に出馬しようとした姿に
信念も愚直も見えなかった。

死者に鞭打つようで気は引けるが
思い込みや勘違いで行動
結局それが長続きしない…
頭の中だけの理想に近づけない自分に苛立ち
その度に、政治を…国を…
混乱させてきた政治家ではなかったか。

タイプは違うが
小沢一郎にも、人生の恨みを
政治や社会にぶつける勘違いを感じる。

むしろそれが当たり前なのかも知れぬが

「自分が居なければ
  この国は…この会社は…
    ダメになってしまう。
      自分が頑張らねば」


 と、勘違いした政治家や経営者のなんと多いことか…。




よそさんは京都のことを勘違いしたはる。 (E Life‐long Books)
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山中 恵美子

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浜岡原発の恐怖

2011/11/05 12:21
画像

菅 直人前首相が
静岡県の中部電力 浜岡原発
停止要請を出して
明日で、ちょうど半年となる。

中部電力
津波・地震対策を終えて
再稼働する予定だ。

朝日新聞
静岡県内全36市町長
浜岡原発の再稼働について
聞いたところ
16人の首長
無条件・条件付きを含め
『永久停止』と答えた。

しかし見方を変えれば
残り20人の首長
条件付きで
再稼働を認める…とも見られる。

世界一危険な原発と呼ばれる
浜岡原発を…また動かそうと言うのだ。

言うまでもなく浜岡原発
東海大地震想定震源域に立つ原発だ。

中部電力
浜岡原発相良層という岩盤の上に立ち
M.8.7の地震にも耐えると主張し
海面からの高さ12m以上
コンクリート防潮堤の設置計画を発表
これで津波対策は問題ない…とする。

これに対し
『浜岡原発差し止め訴訟原告団』
浜岡原発1号機の真下
1952年頃まで川が流れていた
という独自調査の結果を発表し
地震による液状化が起きた場合
原発そのものが倒壊するとの見解を示した。

また、東日本大震災でも起こったように
津波は防潮堤で溯上
津波の高さが約1.5倍になることも証明された。

反原発派の研究者として知られる
京都大学原子炉実験所瀬尾 健氏
かつて試算した
浜岡原発の事故シミュレーションがある。

大地震に耐え切れず
全ての原子炉大事故を起こし
事故発生から7日後に避難した場合
最大で、29万7883人
放射線の急性障害で死亡
比較的離れた場所で起こる
『晩発性ガン死者』は…
最悪の場合…2496万1708人という
恐るべき数字を提示している。

浜岡原発大事故によって

名古屋で…180万人

大阪で…140万人

東京で…367万人
ガン死する…と試算している。

実に日本人の四分の一
原発によるガンで死亡する…というのだ。

この瀬尾シミュレーション
反原発派研究者の試算だが
1960年、今から51年前
科学技術庁の委託で
原子力産業会議が計算した
『大型原子炉の事故の理論的可能性
  および公衆損害額に関する試算』
という
報告書が存在する。

40年近く隠されていたこの試算を
瀬尾氏のシミュレーションと
前提条件を揃えてみると
放射線による急性障害死者数は
ほぼ一致しているのだ。

どんな理屈数字を並べてみても
日本を…世界を…滅ぼす原発
再び動かすことは…認められない



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見つけた…こと

2011/11/04 10:37
原発汚染ガレキの行き先が
迷走している。

全国のトップを切って
東京都汚染ガレキを受け入れたが
その動きが…拡がるのか?

実際、被災地のガレキ
他県ナンバーのトラック
かなり前から運んでいる…という
情報もあり、秘密裏
ガレキの搬出が進んでいる可能性がある。

原発ガレキ
『中間貯蔵施設』の受け入れを
申し入れた住民たちがいる。

福島第一原発のお膝元…双葉町だ。

住民たちが話し合い
全員が新しい環境に移れることを条件に
故郷への帰還を遅らせる
『中間貯蔵施設』の受け入れを決めたのだ。

今朝の朝日新聞…オピニオン欄に
双葉町職員に採用された
地元出身の若者の言葉が
掲載されている。

大学を出て4年間
東京の印刷会社で働いたが
再出発を目指して
双葉町の採用試験を受けて合格…
しかし、震災の影響で
内定を取り消され
一時は、全てが嫌になった。

避難先で会議の進行役を買ってでて
町民から感謝の言葉をもらった。

「自分も人の役に立てた…
   必要とされている。」


と、自信を取り戻せた。

震災前は
地元で働けることと、安定が
役場務めの魅力だった。

しかし、800人の町民と
避難所で暮らす中
行政の支援を求める声に
役割の重さを肌で感じた

10月…
双葉町役場から採用の連絡が届く。

「両親に相談し、妻と神社にお参りし
  自分の気持ちを確かめました。
    跳び上がるような嬉しさではなく
 町の人の力になりたい…と
  静かな喜びがこみ上げてきたのです。」


若者は…続ける…

「住民の悩みを一気に解決することは
  できないだろうし
    逆に、自分の力不足に悩むかもしれない。
 それも十分に覚悟したうえで
   とにかく町民の力に
     何かの役に立つことができる
       町職員になれるよう

 歯を食いしばって働きたいと思います。」


東日本大震災で、我々は数えきれないほど
大切なものを失ったが
形のない…心の財産を…見つけた。

日々の暮らしの中で
見失いがちになる…

大切に…育てたい
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ふたつの動き…。

2011/11/03 11:45
九州電力玄海原発4号機
発電が再開された。

地元 玄海町佐賀県だけに
簡単な説明をしただけの
見切り発車で
周辺市町の首長から事前説明の不足を
批判する声が上がっている。
画像
経済産業省枝野大臣
4号機の運転再開については

「法令に基づき事務的に対応した。」

と、認める発言をしながら
12月の定期検査で停止した後の
再稼働については
『やらせ問題』での九電トップの
対応を踏まえ、
厳しく対応する…と語っている。

周辺市町でも
佐賀県や玄海町と違い
ほぼ無視された状態に憤ったり

「こういう時期だから
  丁寧な説明が欲しかった…」


など温度差はあるが
一様に九州電力を批判している。

しかし…

枝野経済産業大臣
『安全性が確認された原発』
再稼働を要請する側の人間であり
今、不快感を表明しているのは

『九州電力よ…もっと上手くやれよ。』

と、言ってるようにも見える。

九電の対応に憤る周辺市町
本音は…

『地元だけじゃなく…こっちにも
  ちゃんと金を落としてくれれば…
    ちゃんと根回ししてくれなくちゃ
      再稼働だって無理になるよ…』


と、聞こえる。

福島第一原発2号機では
核分裂の際に発生する『放射性キセノン』
検出され、その半減期から
現在も、小規模な核分裂が続く『臨界』
起こっている可能性があるのだ。

東京電力の発表を信じれば…
現状、原子炉の温度・圧力に
急激な変化は見られず
核分裂の際出る中性子も目立った数値ではない。

核分裂を抑制する『ホウ酸水』を注入し
細野原発担当大臣

「データは安定し冷却は出来ており
  臨界はないと考えている。」


と、危険な事態ではないと説明するが…
果たして…本当だろうか…?

溶けた状態の核燃料
核分裂を続けると
制御できないエネルギー
発生する可能性がある。

もともとその膨大なエネルギー
作るのが原子力発電なのだから…。
そのエネルギーをセーブする
『制御棒』は溶け落ち
格納容器内にはブレーキはない状態なのだ。

さらに恐ろしいことには
1号機・3号機でも…
同じことが起こっている可能性がある。

原子炉内を計器類などで
確認できない状態の中
政府東京電力
世界に向けて発表した『収束工程表』
なんとか『安全』を印象づけたい…

謂わば…単なる希望を口にしているだけなのだ

まだまだ…『危険』は…去っていない。
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繰り返される…過ち

2011/11/02 12:04
福島第一原発2号機
核分裂の可能性を示す
『キセノン133』『キセノン135』
ごく微量観測され
東京電力が核分裂を抑制する
『ホウ酸水』の注入を始めた…
というNews速報が流れている。

キセノンは、半減期が
9時間から5日間と短く
つまり、ごく最近
2号機の中で『核分裂』
起こっていた可能性がある…
ということなのだ。

今のところ第一報だけで
検出量は、自然値との
誤差の範囲だということだが
油断は出来ない。

よく原発推進の人々が言う
これまで以上の安全対策を施した
新型原発なら
福島第一のような古い原発とは違い
安全性は、格段に高いので安心だ…という論理

事故前に
日本の原子力技術世界最高レベル
過酷事故が起こる可能性はない…と
言っていた舌の根も乾かぬうちに
よくもまぁ…ヌケヌケとという感じだが
問題は、技術レベルとか安全対策だけではない。

一番の問題は
『原子力村』隠蔽体質
電力会社の専門家たちの
驚くほどの人間性の低さと技術的未熟さなのだ。

1988年1月 福島第一原発6号機
発電用タービン建屋で火災が発生
空調用のエアフィルターなどが
40分間にわたって燃え続けた。

必死の消火活動で、なんとか消火したが
火災中にも、建屋のすぐ隣にある
原子炉運転が続けられていた
原子炉と燃えているタービン建屋を
つなぐパイプには、一次冷却水が流れていた。

もし、火災で冷却水が漏れ出せば
今回同様の『炉心溶融』につながる可能性が高いのに。

1995年12月
高速増殖炉『もんじゅ』
ナトリウムを循環させる二次系配管の
温度が異常になったという警報が鳴り
直後、ナトリウム漏れの警報も鳴ったが
運転員が、小規模な漏れと判断して
緊急停止せず、運転が継続された。

その後、30を超える火災警報器が鳴り
立ち上る煙の凄さに
ようやく作業員が気づき
事故から1時間半経って緊急停止された。

そして1999年9月30日
茨城県東海村のJCO東海事業所で事故が起こった。

酸化ウランを硝酸に溶かして
沈殿させる作業で事故は起こった。

安全対策を施した沈殿槽で
その手順を無視して
日常的に、作業効率を上げるため
バケツを使って酸化ウランを
直接沈殿槽に入れるやり方をしていたのだ。

日本で初めての『臨界事故』が発生した。

臨界は…20時間続き
中性子が周辺に飛び散った。
放射性希ガスである
クリプトン、キセノン、ヨウ素などは
臨界事故収束後も
建物から漏れ出し続けたのだ。

この他、大惨事寸前までいった事故は
繰り返し繰り返し発生している。

我々が知らなかったか…
知らされていなかっただけなのである。

必ず、そこには人為的ミスがつきものだが
逆に、緊急事態の中…
綱渡り的な操作や作業で
最悪の事態にいたらなかった例が多いのだ。

これが、世界最高レベル

『原子力技術』『安全対策』の正体なのだ。



隠される原子力・核の真実?原子力の専門家が原発に反対するわけ
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刃の言葉

2011/11/01 13:13
大好きなブログが幾つかある。

そのうちのひとつ…
言葉を生業とする素敵な女性が
日々の想い…
出会った人…
言葉へのラブレターを綴った
素敵なブログだ。

彼女はブログの中で…

「言葉は、なんのためにあるのですか?」
という問いに

「日本語の一音一音は、宇宙の響きである。
  それらはすべて、寿(ことほぎ)の音である。」


と書いた。

言葉を
出来るだけ優しく磨き
柔らかく温かいものとして届けることを
常に心がけてきた
彼女らしい…素敵な言葉だと思う。

対して、私は今…

このブログで、『刃としての言葉』
社会に投げつけている。

36年間のアナウンサー生活…
特に後半の15年、心がけてきたのは

自分が喋ってどうこうではなく
ひとりでも多くのリスナーが
自分の言葉で話せる場所を作ること。
ラジオに参加しなくても
ラジオの前で
ひとりでも多くのリスナーが
自分の言葉で呟けることを
イメージしてやってきた。

今、フリーになって
アナウンサー時代には出来なかったこと…
分かっていたのに言わなかったこと
知っていたのに調べなかったこと
それを言葉にすることから
第二の人生をスタートさせた。

『言葉の刃』は、相手を傷つけると同時に
己の身にも…傷をつける。
少なくとも、それを覚悟しなければ
『言葉の刃』を相手に向けることは出来ない。

言葉でしか…伝わらないこと…

言葉では…伝わらないこと…

使われなくなった…言葉…

短い命を燃やす…言葉…

騙すための…言葉…

勇気づけるための…言葉…

語り継がれる…言葉…

捨て去られる…言葉…

言葉にならない…言葉…

平易でシンプルな言葉は
多くの人に伝わりやすいけれど
言葉の懐が奥深すぎて
小さな感覚のズレを心に生み出す。

難解で専門的な言葉は
より正確に本質に迫れるが
そのムダのない機能性の故に
多くの人の心に響かない。

大切なのは
言葉の力を信じること…


大切なのは
言葉の限界を知っていること…


大切なのは
沈黙も言葉のひとつだと悟ること…


大切なのは
刃の言葉の向こうに優しい世界があること。


私が投げつける『言葉の刃』の向こうに
優しい言葉たちのおさまりの良い
世界が待っていますように…。
記事へなるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0


伝え続けなければならない…こと

2011/10/31 23:24
昨日、光市で
『いほき村フォークジャンボリー』の司会をした。

地元の脱サラシンガーである毛利次郎さん

アコースティックギターで世界的名手 赤木一孝さん

ピピ&コットでデビューし、独自の
『よしこワールド』を聞かせてくれる よしだよしこさん

フォークの生きた神様 ピート・シーガーが
日本に使わせてくれたシンガー 中川五郎さん

そして、日本のフィールドフォークの生き字引
             笠木 透さんと 雑歌塾の皆さん。

僕達の世代の『宝物』みたいな人たちの歌だった。

「たいせつなことは
  難しい言葉や数字じゃなく
    シンプルな言葉…」

と、よしだよしこが歌い

中川五郎

「放射能汚染から逃げた人と
  残った人が
    もう大丈夫だ思えたとき
      よく帰ってきてくれたねと抱き合い
        良かったね…とりこし苦労で…と

 笑顔で話し合える日を迎えなければ…」


と、優しい声で語りかけてきた。

最後に、笠木 透

「生きている君たちに
  君たちが走り回れる土を
    ちゃんと残してあげられるだろうか…父さんは。」


と、子供たちを想った。

便利に暮らすために…

自分や家族だけの幸せのために…

自分と周りの『事情』を積み重ねて
うつむく自分を守るために…

『おかいしことは…おかしい』
言えなくなってしまった…自分と社会。

遠い昔から
たくさんの人達が
同じ哀しみを繰り返さないために
同じ過ちを繰り返さないために
もっと幸せに生きて欲しいと願いながら…

伝え続けてきてくれた…こと。

耳を澄まそう…

目をこらそう…

自分に問いかけよう…

自分の言葉で…話し始めよう。

自分が…伝えなきゃ…って想ったことを。
    



鳥の自然史?空間分布をめぐって
北海道大学出版会
天野一葉

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崩れてゆくもの…

2011/10/29 11:05
今朝の朝日新聞オピニオン欄に
『記者が消えた街』というタイトルで
アメリカのフリー記者への
インタビュー記事が掲載されている。

記事を要約すると…こうなる。

今、アメリカでは
経営不振から倒産したり
撤退する地方紙が続出し
新聞記者が一人もいない
地方都市がどんどん発生している。

その結果、何が起こっているのか…。

カリフォルニア州の小さな街から
1998年地方紙が撤退
市役所に記者が一人も来なくなった。

事務方のトップである行政官
10数年かけて自分の年間給与
500万円から6400万円まで引き上げていた。
なんと12倍の給料アップだ。
オバマ大統領の2倍の給料を得ていたのだ。

周りは、気が付かなかったのか?

何のことはない…
議員も、警察署長
同じように給料を上げていたのである。

政府の連邦通信委員会からの委託で
アメリカのNews事情を調べたワルドマン記者によると

選挙にも影響が出ている。
現職の実績を評価する記事を書く記者がおらず
有権者は、投票の判断材料を得られず
投票率は下がり、立候補者も減った。
結局、新人には不利で、現職有利の状態が
固定化されているという。

裁判取材も、教育取材も、医療取材も
めっきり記事の数が減り
大都市の大新聞しか機能していないのが現実だ。


何故…こんなことになったのか。

理由は簡単だ。
不景気で新聞を購読する読者が減り
不景気でスポンサーも限られた広告費
活字メディアからインターネットなど
ニューメディアに移行させ収入が激減した。

新聞社は、記者の数を減らし
記者一人ひとりの仕事量を増やした結果
深く時間をかけた取材はできなくなったのだ。

「何かひとつ取材するたび
  写真と動画を撮り、ネットに速報を送り
    新聞原稿を書き、ブログを更新し
      Facebookに書き込み
        ツイッターで呟く…
 一人7役か8役。会社の机で
   余裕なく書き続ける姿は
     飼育カゴの中で回転車輪を
       走り続けるハムスターのよう。
 
 自虐をこめて『ハムスター記者』と呼び合っている。」


日本では、大新聞が支社・支局を持ち
地方を自前でカバーしているため
これほどの『取材空白区』は生まれていないが
起こりつつことは、同じなのだ。

地方紙は、販売部数を減らし
フリーペーパー化しつつある。

大新聞でも記者発表などが幅を利かし
独自取材の小さな記事が減っている。

家庭欄文化欄外部委託も始まっている。

独自取材が減り、検察リークが
検証なしで紙面を飾り
これまでなら紙面落ちしていた
政治家の失言に大きなスペースが割かれる…
とりあえず大衆受けするからだ。

ワルドマン記者は…言う。

「テレビは、新聞の掘った原石を
  目立つように加工して周知させるのは
    巧みだが、自前では、あまり掘らない。

 ネットは、新聞やテレビが報じたNewsを
   高速ですくって世界へ広める力は
     抜群だが、坑内にもぐることはしない。

 新聞記者がコツコツと採掘する作業を止めたら
  Newsは、埋もれたままで終わってしまうのです。」


高齢者が、年金の目減りを心配し
新聞購読を止め
若者は、最初から新聞を読まず
ネットNewsを一覧して
社会を見たような気になる。

ネットNewsは、膨大な素人配信を流し
一瞬の事実を垂れ流すが
検証されることはなく、すぐに忘れられる。

新聞が、広告収入だけで維持できる時代は
もう終わったのではなかろうか。
そうだとすれば、どうすれば良いのか…。

景気や利益に左右されない
NPO報道機関を市民の寄付でつくる…
という理想論はあるが
メディアリテラシーが根付いていない日本で
果たして、どれほどの寄付が集まり
人材の育成が出来るのか…疑問は多い。 



事件の理由(わけ)?記者が見た少年たちの心の現場 (思春期問題シリーズ)
新科学出版社
毎日新聞教育取材班

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双葉町の決断

2011/10/28 12:14
福島第一原発事故で避難し
いまだ帰れるメドさえたたない住民たちが
『集団移転を条件に汚染土を受け入れる』
福島県に伝えた。

多くの自治体が拒み
受け入れ先が決まらない
汚染物質の中間貯蔵施設に対して
双葉町仮置き場にして
町民全員が
新たな土地で再出発できるよう
国に補償を求めてゆく…ということだ。

もちろん住民全員が賛成している訳ではない。
住民リーダーは言う

「人には、拠り所が必要。
  働く場所や所得があって初めて教育もできる。

辛い選択だが、よそから言われるのではなく
  住民自身が
   引き受ける意思表示をすることに意味がある。」


『どうせ当分住めないんだし
いづれにしても根本的な除染をしなきゃいけない土地…
ちょうど良かったじゃん…
住民も補償をもらえるんだし…。』


単純に、そう思う国民も多いだろう。

何代にも亘って暮らしを築き上げ
笑い、泣き、思い出の詰まった故郷
その、故郷に帰るという希望を捨てる

哀しみ、怒り、悔しさ、後悔、そして諦め…
胸の中に渦巻く様々な思いを乗り越えて
双葉町の住民は
自ら汚染土を受け入れる選択をしたのだ。

その苦悩の深さと
リスクを自ら引き受ける勇気
ただただ…頭が下がる。

私は、汚染ガレキ・汚染土
被災地以外の自治体が受け入れ
放射能汚染が全国に拡大することに反対だ。

さらに、被災地の産業支援として
農産物・海産物を販売することについても
それを主催する人
それに応えて買い求める人の
純粋な気持ちは、充分理解できるが
放射性物質による『体内被曝』
とりわけ成長期の子供たちの『体内被曝』
考えると首を傾げざるを得ない。

今、国民

「大丈夫だよ。被災地のために支援しようよ。」
考える人々と…

「将来…後悔したくないから、やっぱり買えない。」
考える人々に二分されている。

どちらも、被災地の人たちを
応援したい…と思っているのに…。


国の食品安全委員会
食品の安全基準値を答申した。

これまでの自然放射線を含めた
生涯累積 100ミリシーベルトではなく

外部からの自然放射線を含めず
食品による内部被曝で 100ミリシーベルトだと
説明を転換させた。
つまり、福島など放射線量の高い地域では
この基準が通用しないために
辻つまを合わせるため基準を見直したのだ

こんな事をしているから
国民が心をひとつにして被災地支援できないのだ。

しなければならないのは
ベルトコンベア式の測定機器による
食品の全量検査

それも、国民の視える所
スーパーの売り場や地域の学校に
簡易測定機器を設置し自分で測れるようにする

ガレキ汚染土などは
最も厳しい規制を求めてきた人物
『安全でなく安心』に一番近いと
国民が考えられる人物を責任者として起用し
その組織に、絶対的命令権
資金を与え、政府がそれを守ることだと思う

政治家がすべきことは
財源の心配から
『これぐらいでいいだろう』ではなく

『安心』できるまでには
財源も含め、どれほどの苦難と負担が
必要かを隠し事なく説明し
『安心』にたどり着くまで
政治が責任をもって引っ張っていくから
国民もひとつになって
後押しして欲しいと訴えることではないのか。


双葉町の決断を思うとき
私は、
国民の感覚を二分させている
利権や思惑や駆け引きや嘘を…憎む!



危険な食品から子どもを守る本
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